レザークラフト初心者の作品「ブックカバー」型紙&製作工程[作成目安時間2時間]

レザークラフト初心者が最初に作る作品の定番の一つといえばブックカバーだと思います。

ブックカバーはパーツの数が少なく、曲線部分もないため、初心者向けのレザークラフト作品です。

私も最初はブックカバーを作りました。

ということで、私が最初に作成したブックカバーの型紙と制作工程を紹介したいと思います。

最初の作品ということで、ところどころ写真が無かったりしますが、できるだけ簡単にわかりやすく紹介します。

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型紙

型紙は妻が使っていた布製のブックカバーを参考に設計しました。

大きさは文庫本(105mm×148mm)が入るサイズです。

本の厚さは作品によって違いますが、今回作成したブックカバーはほとんどの厚さに対して対応できる作りになっています。

ということで作った型紙が下の画像です。

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画像ではパーツ数3つですが、あとから1つ追加して、最終的に4つになりました。

ブックカバー制作工程

それでは実際の製作工程を紹介していきます。

手順1:型紙作成

まずは、型紙を作ります。

普通は型紙を設計したら、まず薄い紙に印刷して、その薄い紙を厚紙に張り付けて厚紙を切り取ります。

しかし、今回の型紙は形状が単純ですべて直線ということで、厚紙に直接書きました。

定規と鉛筆があれば書けます。

そして、型紙をカッターで切り取ります。

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手順2:革の切り取り

型紙を作成したら、今度は革を型紙と同じ形に切り取っていきます。

まずは、革に型紙と同じ形のけがき線を書きます。

この時は、芯の入っていないシャープペンシルを使っていました。

型紙を革の上に並べて、型紙の周りをシャーペンでなぞっていきます。

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少しわかりにくいですが、革に跡が付いています。

この線の形に革を切り取っていきます。

革の切り取りはオルファ・別たちか革包丁を使うことをお勧めします。

カッターなどの方が使い慣れているため使いやすいと思う人もいるかもしれませんが、オルファ・別たち・革包丁の形は革を切るためにはベストな形です。

直線などを簡単に安定して切り取ることができます。

カーブを切るのには慣れが必要ですが、直線なら別たち・革包丁がかなり切りやすいです。

切り取った革が下の画像です。

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手順3:床面の処理(床磨き)

革を切り取ったら床面の処理(床磨き)を行います。

床磨きにはトコノールとガラスコップを使います。ガラスコップはそれっぽいものなら何でもいいです。

正式なレザークラフト道具はガラス板ですが、ガラスコップで十分です。というかコップの方が握りやすいのでやりやすいです。

まずは、ヘラでトコノールを革の床面にまんべんなく塗りましょう。トーストにバターを塗るような感じでいいです。

塗り終わったら、ガラスコップで塗りこんでいきます。

表面が乾くくらいまで磨いたら、完了です。

完全に乾くと、床面の毛羽立ちがなくなって、銀面と同じような手触りになります。

すべてのパーツの床面を磨いたら、床磨きは終了です。

(画像がなくてすいません)

手順4:コバ磨き

床磨きが完了したら、コバを磨きます。

ただし、ここで磨くコバは革を縫い合わせた後に、磨きにくくなるコバのみです。

そのため、磨くのは下の画像のコバのみです。

新しいビットマップ イメージ (2)

ブックカバーの革はペラペラで薄いため、磨きにくいです。

私の場合、指でトコノールをコバに塗った後、布(タオルハンカチみたいなやつ)で磨きました。

とりあえず、毛羽立ちがなくなればいいと思います。

手順5:菱目打ちで穴あけ

床面とコバの磨きが完了したら、菱目打ちで縫い穴を開けていきます。

まずは、縫いつける箇所をゴムのりで接着します。

せっかくきれいに磨いた床面ですが、ゴムのりで接着する箇所だけ、やすりで軽くこすって毛羽立たせます。

こうしたほうが、接着力が強くなります。

ゴムのりは接着する両方の革に付けるので、両方の革をやすっておきましょう。

以下の画像の部分をやすったら、ヘラでゴムのりを塗ります。

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ゴムのりは乾いてから貼り付けるものなので、急いで塗る必要はありません。

ゆっくり丁寧に塗っていきましょう。

ゴムのりがある程度乾いたら、革を張り合わせて、接着部分を上から押しましょう。

ゴムのりは圧力をかけることでくっつきます。

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革を接着したら、菱目打ちを打つ場所にけがき線を書きます。

2本目の菱目打ちを使うと、縁から均等な距離に線を書くことができます。

けがき線を書き終えたら、菱目打ちで穴を開けていきます。

今回のブックカバーは直線のみで段差もないため、菱目打ちで特に注意するところはありません。

手順6:縫い合わせる

菱目打ちで穴を開け終わったら、糸で縫い合わせていきましょう。

私はロウ引き糸を使用しているので、糸にロウを引く作業は省略です。

糸の長さは、縫う部分の4倍程度用意します。

糸の両端に針をつけたら縫っていきます。

レーシングポニーのように革を挟んで固定する道具があると、縫うときにかなり楽です。

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手順7:仕上げのコバ磨き

革を縫い合わせたら、まだ磨いていないコバを磨いて完成です。

革が1枚だとペラペラで磨いた感じがしませんでしたが、革を縫い合わせて2枚になっている部分のコバは磨きがいがあります。

まずは、縫い合わせた部分の革の大きさが微妙にずれているのを修正します。

はじめてのレザークラフトなので、まったく同じ大きさに切れていないのは当りまえです。

目に見えて革がはみ出ている場合は、はみ出ている部分を別たちなどでカットしましょう。

大体同じだけど、ちょっとずれているな、というときはやすりで削ります。

この時は粗いやすりを使うといいでしょう(100番くらいのやすり)。

そのあと、240番、400番という風にだんだんやすりを細かくして磨いていきます。

そうすることで、滑らかなコバに仕上がります。

最後に、トコノールを塗って、400番のやすり、またはガラス板コーンスリッカーなどで磨きましょう。

手順8:ハトメ&紐の追加

最初は予定していなかったのですが、しおりの役割をする紐をつけることにしました。

これには、100均で購入した、ハトメセットを使いました。

紐は適当に革を細く切って、ハトメを通して縫っています。

思い付きで追加した割には、いい感じにできました。

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完成品

完成品の画像です。初めての作品なので、ところどころへたくそなところがありますが、やはり自分で作ったとなると愛着がわきます。

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レザークラフト初心者が次に読むといいページ

レザークラフト初心者のための基本技法  

そのほかのレザークラフト作品集はこちら

レザークラフト作品集

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