FaboolLaserminiを利用した長財布の制作過程|レザークラフト作品

先日、家庭用レーザー加工機「FaboolLasermini」を導入したという記事を書かせていただきました。

記事:レーザー加工機なら正確に型紙と同じサイズの革を切り抜ける!

今回はFaboolLaserminiを利用して長財布を作ったので、

その制作過程を紹介したいと思います。

最初に完成品の写真を少し紹介します。

ベルトで留めるタイプの長財布です。

使用した革は和乃革の本ヌメ革キャメルです。

内装は1㎜厚、外装は2㎜厚を使用しました。

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FaboolLaserminiを使った革の切り取り

いきなりですが、

最初にFaboolLaserminiを使って革の切り取りを行いました。

まずは、型紙のデータをFaboolLaserminiに取り込みます。

そして、線の色に応じてFaboolLaserminiのパラメータ設定を変えます。

ちなみに、今回の場合は

黒い線=切り抜き

緑の線=縫い穴=印だけ(焼印)

というかんじです。

FaboolLaserminiでは線の色ごとにレーザーの強さなどを調整できるので、

切り抜くところと焼印だけのところを分けることができます。

実際の設定画面が以下のようなかんじです。

FaboolLaserminiで一度に加工できる範囲は23cm×30cmなので、

A4サイズの範囲内で加工できる型紙データを作成しています。

(オプションパーツで加工範囲を1m×1mにできるものもあります。)

今回の長財布の場合、A4の型紙が4枚でしたので、4回の加工で革の切り抜きは終了しました。

切り抜いて穴開けまで済んだ画像が以下のものです。

菱錐を使って穴あけ

今回の作品は菱目打ちではなく、

菱錐を使って穴あけを行いました。

レーザーで革に縫い穴の位置を焼印しているので、

そこに菱錐で穴を開けていきます。

今回、初めて菱錐で穴開けを行いましたが、

思ってたよりも簡単にしかも早く穴あけができました。

1穴ずつなので時間がかかるかなと思いましたが、

レーザーでパーツを切り抜きしている間に、

すでに切り抜き終わったパーツの穴あけをするとちょうどいいかんじでした。

全行程の作業時間を考えると、

レーザー加工機を使わずに制作した場合よりも、

作業時間は短かったかもしれません。

内装パーツの縫い合わせ

ここまできたら、後は通常のレザークラフト作品と一緒です。

違うのは、ゴムのりを使った仮止めが必要ないということくらいです。

ということで、内装パーツを縫い合わせていきます。

カード入れの縫い合わせは順番を間違えないようにしましょう。

そして、両サイドと一番下は本体と縫い合わせるときに一緒に縫い合わせるので、

ここではまだ縫いません。

ということで、

縫い合わせたものが以下の写真です。

レーザー加工機で加工しただけあって、

縫い穴の位置も、カーブの部分もピッタリと合いました。

なので、ストレスなく縫うことができました。

ベルトパーツの縫い付け

次にベルトパーツの縫い付けを行いました。

ベルトパーツを差し込むための穴は通常であれば美錠抜きのような道具を使わなければ難しいです。

ただ、美錠抜きを持っているという人は少ないと思います。

(私も持っていません。)

頑張れば、通常のハトメ抜きでも美錠抜きと同じような穴を開けることができますが、

ハトメ抜きのサイズをいろいろ持っていないと難しいです。

詳細は下記のページで紹介しています。

参考記事:レザークラフトで革に穴をあける[ハトメ抜きと美錠抜き]

しかし、レーザー加工機なら幅2㎜の細長い穴も簡単に切り抜くことができました。

ベルトパーツを縫い付けた写真が以下のものです。

内装パーツと外装パーツの縫い付け

次に内装パーツと外装パーツを縫い付けます。

内装パーツの小銭入れがつかない方から縫っていきます。

こっち側は、単純に縫うだけなので、簡単です。

小銭入れがつく側の内装パーツはマチと一緒に縫っていきます。

マチの部分は革が4枚重なり厚さは5㎜になります。

こういったところは縫うのが大変なことが多いですが、

穴の位置がきっちりとそろっていて、1枚ずつ穴あけを行っていて、穴がしっかりと空いているので、そこまで大変ではありませんでした。

マチパーツまで縫い付け完了したものが以下の写真です。

ここまできたら、

後は上の写真の右側の小銭入れを縫い付ければ完成です。

レザークラフト作品:ベルトフラップ長財布完成写真

ということで、完成品を写真で紹介していきます。

外観。

内装。

小銭入れ。

というかんじです。

今回、FaboolLaserminiを利用して、初めての作品を作りましたが、

思った以上に役立ちそうな感じがしました。

革の切り取りに関しては、

断面が焦げてしまうので、どうするかは検討が必要かなという感じがしましたが、

トコノールを塗って磨くことで、コバはツルツルにはなりました。

ただ、縫い穴を開けるための印をレーザーで付けるのはかなり使えるなと思いました。

穴の位置がずれませんし。

楽ちんです。

次回は切り取り線だけをFaboolLaserminiで書いてみて、

切り抜き自体は自分でやってみたいと思います。

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