レザークラフト用の有料型紙を使って、L字ファスナーの小型財布を作りました。
製作過程を紹介します。
型紙を紹介
今回使用した型紙は
になります。
L字ファスナーの財布は以前にも作っていますが、
このときは自分で型紙を考えて作っていました。
今見ると、なかなかひどい出来です。。。
過去記事:レザークラフト~L字ファスナーのコイン&カードケースの作り方&型紙公開
今回有料型紙を利用したお店は、
以前ラウンドファスナー長財布の型紙を購入したお店レザークラフト型紙専門店「ShiAN」です。
型紙には縫い穴の位置まで記載されていて、とても使いやすかったので、
また同じお店で購入してみました。
電子データ形式なので、何回も印刷できるところも気に入っています。
(失敗しても大丈夫!)
レーザー加工機を利用
型紙を革に写すために、レーザー加工機を利用しました。
レーザー加工機を使えば革の切り取りも行うことができるのですが、
今回は切取までは行わずに、革の表面に型紙をうつすだけに利用しました。
参考記事:レーザー加工機なら正確に型紙と同じサイズの革を切り抜ける!
レーザー加工機は早くて正確なのでおすすめです。
以下の写真のようになります。
これを切り抜いて、菱錐で穴開けまで一気にやります。
外装パーツのコバは、この時点で磨いておきます。
ヘリ落としで角を丸めて磨くと手触りが良くなります。
内装パーツの作成
各パーツの切り抜きと穴あけが完了したら、
内装パーツを組み立てていきます。
まずは、マチに折癖を付けておきます。
そして、内装パーツを縫い合わせていきます。
この財布はマチの大きさが2種類あるので、間違えないように注意しましょう。
ファスナーに干渉しないギリギリの大きさにすることで、
小銭を入れても、中でぐちゃぐちゃにならないように設計されています。
内装パーツは以下のようなかんじで、できあがりです。
ファスナーの取り付け
この作品は技術的に難しいところはほとんどないです。
あえて難しいところを上げるとすればファスナーの取り付けです。
といっても、これまでファスナーを使った作品を作ったことがある人なら楽勝です。
まずは、ファスナーを仮留めするための両面テープを張ります。
この両面テープは100均(ダイソー)で購入した5㎜幅のものです。
ファスナーの仮留めにはちょうどいい幅です。
縫い合わせ
ファスナーを仮留めしたら、縫っていきます。
ファスナーは片側だけ仮留めして、先に縫ってから、もう片方も仮留めしたほうがやりやすいかもしれません。
こんなかんじで縫って、コバを仕上げれば完成です。
最後の方は写真が無くてすいません。。
作品写真
完成品はこんなかんじです。
使ってみた感じ、とても使いやすいです。
お札と小銭入れとカードを入れて使っていますが、
ポケットにも入るサイズですし、気軽に持ち出せます。
そして、意外と容量があります。
メイン財布としても十分に使えそうです。
使用した型紙 | 型紙006_L字ファスナーの小型財布 |
使用した革 | 和乃革 本ヌメ革 青 |
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